鑑定書の見方を解説
結婚指輪やネックレス、イヤリングやピアス、ブローチなどのダイヤモンド製品に付いてくる4C評価の付いた鑑定書(ダイヤモンドグレーディングレポート)の見方を素人の方でも判り易く解説しております。鑑別機関は国内外に多数ありますのでご自分のレポートとの違いを比べてみると売却の際の価格の違いや査定人の説明も判るかと思います。ご不明な点などありましたらフリーダイヤルの0120-954-679までお電話を。
何故か
※当ホームページでは判り易く、「鑑定書=ダイヤモンドグレーディングレポート」と、同義語として使用しております。

ここでは中央宝石研究所のレポートを見本とさせていただいております。
一番多いモノが一般的な円形のもの=ラウンドブリリアントカットです。国内で適応されているGIA基準では、ダイヤモンドの4C評価を全て受けるには、ラウンドブリリアントカットでなければカットグレードを出す事が本来出来ません。
カラー・グレード・スケール
DEF | GHIJ | KLM | N ―――――― R | S ―――――― Z | |
無色 | ほぼ無色 | 僅かな黄色味 | 非常に薄い黄色 | 薄い黄色 | ファンシー イエロー |

クラリティ・グレード・スケール
FL IF | VVS1 VVS2 | VS1 VS2 | SI1 SI2 | l1 l2 l3 |
無色 | 10倍拡大で 発見困難な包有物 |
10倍拡大で発見が やや困難な包有物 |
10倍拡大で発見が 容易 肉眼は困難 |
肉眼で容易に 発見できる包有物 |
プロポーション測定機を使用せず、鑑別機関にて目視で評価する (1)ポリッシュ…研磨状態
(2)シンメトリー…対称性 (3)蛍光性…長波紫外線(3650A)の照射での反応 を表記しております。
(1)と(2)がexcellent、カットグレードもexcellentと評価されたダイヤモンドを
3excellent(トリプルエクセレント)と呼びます。
ダイヤモンドのテーブルサイズ・クラウン角度と高さ・スター高さ・ガードル(山部)の厚さ・パビリオン角度と深さ、
ロアーハーフの長さ、全体の深さをクラウン、ガードル、パビリオンを自動測定機で計測したものをダイヤモンドを
真横から見た図に当てはめて表示します。(真横の図は現在ラウンドブリリアントカットのみ。)
その中のガードル厚さとキューレットサイズは目視評価となり、それぞれ8通りの言葉で表記されます。
人為的照射などの色の改善を目的とした加工や、ダイヤ自体への刻印等必要があれば追記される場所です。
殆どはここは空欄となっております。
グレーディングレポート番号の事で、ダイヤモンドの全ての情報が記載されている固有ナンバーです。
但し誰がそのグレーディングを依頼した等は外部には教えられないようになっております。
現在は右下に数字6ケタにて月・日・西暦の下2桁にて表示されております。
業者間取引にて、蛍光性が強いと "テリを殺す" と言われており嫌われる傾向にあり、現在の国内評価であれば反応が濃ければ濃い程価格が下落致します。
一昔前の鑑定書では 違った表記も御座いますのでご注意ください。